第27回全米ジャパンボウル大会が2019年4月11日-12日に、メリーランド州チェビー・チェイスにある、National 4H-Conference Centerにて開催されました。 主催したワシントンDC日米協会からレポートが出たので、それを基に大会の様子をご紹介します。
今年は全米15州にメキシコからの参加を加え、30高校の64チーム、203名の生徒が参加しました。
プログラムの構成は例年とほぼ同じです。初日の午後2時から受付が始まり、夕食後に開会セレモニーがあり、夜に一次予選、懇親会、二日目は、面接試験、2次予選と続き、昼食の後には書道、和菓子作り、空手、香道、浴衣の着付け、茶道などが体験できるカルチャーワークショップがあります。その後各レベル(II, III, IV)の決勝戦が行われ、夕方4時頃から優秀チームの発表と表彰があり、5時閉会です。
毎年感心するのが、問題の質の高さです。単なる暗記力を競うのではなく、随所に工夫がなされています。http://www.japanbowl.org/resources/ に「生徒と先生のためのガイド」として、過去の問題等が公開されていますので、興味のある方はどうぞご覧になって下さい。。作り手側の頭の柔らかさに毎年驚きます。さて、今年はどんな問題が出たのでしょうか。公開を楽しみにしています。
毎回のパンフレットの表紙も個性的です。手持ちの数冊を並べてみました。
そして今年の結果です。 各レベルの入賞校は以下の通りになりました。
レベルII
- 1位 ストイフェサント高校(ニューヨーク州)
- 2位 クパチーノ高校(カリフォルニア州)
- 3位 リンブルック高校(カリフォルニア州)
- 4位 トーマス・ジェファーソン高校(ヴァージニア州)
- 5位 シャコピー高校(ミネソタ州)
レベルIII
- 1位 クパチーノ高校(カリフォルニア州)
- 2位 ストイフェサント高校(ニューヨーク州)
- 3位 タウンゼント・ハリス高校(ニューヨーク州)
- 4位 トーマス・ジェファーソン高校(ヴァージニア州)
- 5位 レイクブラドック セカンダリー校(バージニア州)
レベルIV
- 1位 ストイフェサント高校(ニューヨーク州)
- 2位 トーマス・ジェファーソン高校(ヴァージニア州)
- 3位 クパチーノ高校(カリフォルニア州)
- 4位 リンブルック高校(カリフォルニア州)
- 5位 グレッチェンホワイトニー高校(カリフォルニア州)
今年も外務省が推進する「KAKEHASHI Project」で上位入賞者達が研修旅行のため日本にやってきます。彼らの頑張りが報われるように、今年も精一杯歓迎するつもりです。 (写真は2019National Japan Bowl Reportから)