グループ結成の経緯
2012年は、日本から桜が贈られてちょうど100年になる記念の年にあたり、ワシントンDCで行われる恒例のさくら祭りは、3月20日から4月27日まで5週間にわたり盛大に開催されました。私達はこれに合わせ2012年4月、級友の裕子マロットさん(現ワシントン日米協会理事長ジョン・マロット大使夫人)の発案で、高校のクラス会をワシントンで開催し、担任の先生を含め約20名がワシントンに集い近郊を観光しながら旧交を温め合いました。
この折、裕子さんの強い希望により、全員でジャパンボウルを見学しました。そこで目の当たりに見たのは、高校生達の見事な日本語の会話力、作文力、日本文化、歴史、風土に関する知識の豊富さでした。そして、彼らの陽気で屈託のない元気さに圧倒され、感動しました。
優勝者は日本に約2週間の研修旅行が贈られることを知り、私達は日本で広く使える「Suica]のカードを彼等へのプレゼントとして、裕子さんに託しました。
旅行の最終日、マロット邸で開かれたクラス会の席上で、ご夫妻からジャパンボウルの意義が、次世代の日米関係を担うリーダーを育てることにあるとの説明を受け、この大会が日本の将来にとっても重要な意味を持つ大会であることをあらためて認識しました。
2012年の8月、裕子さんが急逝されました。私達は言葉を失いました。
彼女のジャパンボウルへ注ぐ情熱知っている仲間が自然に集まり、彼女の遺志を継ぐ形で、日本でジャパンボウルをサポートするグループを立ち上げることを決めました。2013年11月のことです。
会の概要を以下に紹介します。
設立日
平成25年(2013年)11月26日
活動目的
ワシントン日米協会が主催するジャパン・ボウル全米大会の開催を応援し。それに関連する様々な活動を日本で支援することを目的とする。
名称
和名: ジャパンボウルサポーターズグループ
英名: Japan Bowl Supporters Group (JBSG)
活動内容
ジャパンボウルの開催目的や活動を広く紹介し、以下の諸項目に役立てる。
- ジャパンボウルの開催を支援するスポンサーを募る。
- ジャパンボウルの活動支援のための寄付を募る。
- ジャパンボウル優勝校チームの高校生の日本滞在中のホームステイ先および見学先等を提案する。
- ワシントンDC日米協会からの依頼に対処する。
- 日本の高校生との交流を図る。
- 日本の英語教育の発展に寄与する。
- その他この会の活動を達成するために必要な事業を行う。